稲わらのクッション性とい草の調湿機能が、住まいにもたらすもの
畳床の中心を担う稲わら畳床は、40〜45cmに交互に重ねたわらを5〜5.5cmに圧縮して縫い合わせた構造で、独特のクッション性と遮音性を持つ。転んでも怪我をしにくい衝撃吸収の特性は、フローリングやじゅうたんにはない機能として、幼児や高齢者のいる家庭から評価されることが多い。い草表面に含まれる海綿状の芯は、ホルムアルデヒドやNO₂を吸収する働きを持ち、同じ住まいでも畳の部屋は空気環境が異なるという研究結果も出ている。こうした素材の機能を理解したうえで施工に臨むのが、有限会社建石畳店の一貫したスタンスだ。
「畳のある部屋の方が子どもが落ち着く気がする」という声は、利用者の間で少なからず聞かれる。感覚的な話のように聞こえるが、い草の香りや踏み心地が脳に与える影響についての研究が存在することを考えれば、あながち気のせいとも言えない。
創業から一世紀、資格と経験が支える施工精度
有限会社建石畳店は明治43年の創業以来、五泉市を拠点に畳づくりを続けてきた。現在は畳製作一級技能士・職業訓練指導員・品質管理責任者の資格を有しており、技術を体系的に管理しながら施工に当たっている。現地調査では床の広さや家具の配置だけでなく、季節ごとの湿度変化や建物の通気状況まで確認し、素材と寸法を個別に決定する流れが徹底されている。「毎回現場を見てから提案してくれる」という評価が、長年の取引先からも聞かれるという。
個人的には、一世紀以上同じ地域で商売を続けるという事実そのものが、仕事の質を語っていると思った。
カラー畳・縁なし畳が広げる、現代インテリアとの接点
洋室や現代的なインテリアへの取り入れを検討している人にとって、カラー畳や縁なし畳という選択肢が窓口になることは多い。有限会社建石畳店では色の明度・色調を踏まえた配色提案を行い、家具や壁面との相性も一緒に考えながら仕様を決める。素材ごとの照り返しや色むらを抑える施工上の工夫も行われており、完成後の見た目の統一感を意識した作業が進められる。ダイケン畳・セキスイ畳・フロア畳・畳小物なども取り扱い、部屋全体での使い方を含めた提案も可能だ。
「和室以外にも畳を取り入れてみたかった」という相談が近年増えているという声が届く。住まいの洋風化が進むなかで、有限会社建石畳店の品揃えはその入口として機能している。
五泉市を起点に、新潟市・加茂市まで対応するエリアと窓口
対応エリアは五泉市を中心としつつ、新潟市・加茂市など周辺地域にも施工範囲を広げている。問い合わせは電話・メール・ホームページの三経路から受け付けており、営業時間は8:00〜19:00、定休日は日曜・祝日に設定されている。施工の相談だけでなく、畳の状態診断を無料で行う窓口も用意されており、交換すべきかどうか迷っている段階でも連絡しやすい体制だ。「裏返し」「表替え」「畳替え」という段階別のメンテナンス方法を状況に応じて提示するため、コストを抑えた対応が可能なケースも少なくない。
所在地は新潟県五泉市村松甲1657。駐車場も4台分確保されており、車での来訪にも対応している。


