「経皮毒をゼロに」という一点から始まった商品開発
皮膚から吸収される経皮毒のリスクをペットから取り除きたい——その一点から、わんにゃんGOLDSOAPの石けんづくりは始まった。化学物質や添加物を使わないことと、食べて安全な食品だけで作ることが全商品共通の絶対条件で、グルテンフリーのオーガニックオーツ麦オイル、ニュージーランド産マヌカハニー、昆布、豆乳などが原材料に並ぶ。犬や猫が石けんの泡を舐めてしまう場面は日常的にある。だからこそ、この前提条件は揺るがない。
開発者の高橋洋子氏はハンドメイド石鹸協会認定の石鹸処方士であり、犬の石けんインストラクター、アロマフランス認定クレイプロフなど複数の専門資格を持つ。40年以上犬と暮らし、現在はゴールデンレトリバーと保護猫9匹と生活する中で生まれた問題意識が、6年間の試作につながった。1%、0.1%単位で配合を検討し続けたというプロセスは、趣味の延長では到底たどり着けない場所にある。
足洗い用石けんで肉球がぷくぷくに戻った、という話
お散歩後の足には、アスファルトの粉塵、重金属、近年では除草剤まで付着している。雑巾で拭くだけ・お湯で流すだけでは取りきれないそれらを、石けんで「きちんと落とし、潤いは残す」ために開発されたのが足洗い専用石けんだ。フランス産グリーンモンモリオナイトとホワイトカオリナイトという2種の高純度クレイを配合し、汚れ吸着とミネラル補給を両立させている。精油・ハーブを使わない分、コストも抑えられており3個入りセットで3,500円(税込)。
「飛びつかれるとミミズ腫れになるほどガサガサだった肉球が、ぷくぷくになりました」という報告が多数届いているのが、この商品だ。継続使用により肉球クリームが不要になるという声も目立つ。早い方では使い始めて1週間〜10日で変化を実感できるとのこと。16歳半で寝たきりになった愛犬の肉球が足洗いをしなくなってガサガサになったという原体験も、この商品の開発背景にある。
犬用・猫用、地肌タイプ別・季節別に選べる5種の構成
現在展開されている商品は主に5種類。キダチアロエとまこも入りの犬用全身石けん(1個1,500円・税込)、足洗い用無添加石けん(3個入り3,500円・税込)、犬のぬめり取りに特化した「すごい石けん!」、皮膚トラブル向けの犬用高級石けん(受注販売・1個3,500円)、そして国産マタタビ粉入りの猫用石けん(受注販売・1個3,500円)だ。犬用の全身石けんと足洗い用は真冬用・春秋用・真夏用の3シーズン展開で、それぞれシアバターの配合量が異なる。
猫用石けんは保湿重視タイプと洗浄力重視タイプの2種があり、お風呂の頻度や被毛の長さで使い分けられる。ヨーロッパのオーガニック認定を取得したジャーマンカモミールとカレンデュラを高級椿油に浸出させて配合しているのが、猫用・犬用高級石けん共通の特徴だ。キク科アレルギーの子には使用不可という但し書きまで明記されており、細部への配慮が行き届いた商品設計だと感じた。
全国配送・実費着払いで、透明な価格体系を守る
埼玉県秩父市の自宅工房から、全国へ発送している。送料はヤマト運輸の実費着払いで、コンパクト便を積極活用することで顧客負担を抑える方針だ。大阪への発送を例として実費440円という具体的な数字を提示しているのは、送料を曖昧にしない姿勢の表れといえる。コンパクト便の専用箱代70円のみ商品代金に加算されることも、サイト上に明記されている。
「すごい石けん!」は犬の食器のぬめり落としだけでなく、ペットのリネン類の洗濯、スニーカーの泥汚れ、湯船の湯垢まで対応できるという。猫のおしっこ臭にも効果があると報告されており、ペットのいる家庭の「洗う」にまつわる悩みをカバーする守備範囲の広さが、リピーターに喜ばれているという声が目立つ。


