有限会社笠原塗装 | 小田原に根ざした老舗塗装会社の実力と誠実な仕事ぶり

防水・塗装・プラントライニング——一社で引き受ける守備範囲の広さ

塗装工事と防水工事の知事許可(般-9)第29638号に加え、平成29年には土木・鋼構造物・内装仕上げなど十数工種の知事許可を取得している。一般塗装・防水工事・プラントライニング工事という事業構成は、建物の外皮から設備の内側まで対応できることを意味する。シート防水では塩ビ・ゴムシートを使い分け、塗膜防水ではFRPとウレタン樹脂を現場の状況で選択する柔軟な判断力が現場を支えている。止水工事においては地下構造物に対しても、地盤固めによる遮水壁構築まで含めた対応が可能だ。
防水工事の問い合わせで多いのが「ベランダから雨漏りがしている」というケースだという。外見上は小さな劣化でも、下地まで腐食が進んでいる事例があることを、有限会社笠原塗装の施工記録は示している。床面全面撤去からFRP防水施工まで踏み込んだ対応は、応急処置で済ませず根本から仕上げる姿勢の表れだ。「もっと早く相談すればよかった」という声もあるとのことで、定期診断の価値を感じている施主も多い。

全国大会入賞の技術者を育てた、施工品質へのこだわり

2015年の第24回全国建築塗装技能競技大会で、有限会社笠原塗装の竹林慶太は茨城県中小企業団体中央会長賞と下地作業フレックスコート平滑仕上げ部門賞を受賞した。技術者の内訳は1級建築塗装技能士4名・1級鋼橋塗装技能士1名で、2級建築施工管理技士・2級土木管理技士も各2名在籍している。日本塗装工業会の「優秀技能者育成事業所」として認定されている点も、社内の教育水準の高さを示す指標のひとつだ。未経験入社のスタッフが段階的に技術を習得し、将来的に技能士資格を目指せる育成環境が整っている。
全国大会への出場は、地域の塗装会社では決して一般的ではない。受賞の事実が顧客の選定理由として機能している、という背景を考えると、競技の場に挑む姿勢そのものが営業力になっているともいえる。秦野市や平塚市での施工事例が公開されており、着工前の状況から工程ごとの記録まで丁寧に写真で示している。こうした情報公開のスタイルから、現場の仕事を隠さない誠実さが伝わってくる。

遮熱・省エネ・珪藻土——機能性で選ぶ塗料のラインアップ

遮熱塗料はセラミックバルーン配合で太陽光を反射し、屋根表面温度を15〜20℃下げる効果がある。夏の屋根表面が60〜70℃以上に達することがあるという事実を前提にすると、その数値は建物の耐久性や室内環境に対して相当のインパクトがある。フッ素樹脂塗料は塗り替え頻度を下げることでライフサイクルコストを削減でき、公共建築や高層ビルにも採用実績がある高耐候性塗料だ。省エネECOガラスコートは遮熱フィルムより安価で、体感温度を2〜3度低減し熱割れのリスクもない。
珪藻土は調湿・消臭・不燃・結露防止の効果を持つ天然素材で、コテを使った左官技術によって壁面にオリジナルの模様を生み出せる。色も塗料を混ぜることで自由に変えられるため、内装のデザイン性を重視する施主からの評判がいい。個人的には、省エネ塗料から自然素材の珪藻土まで、ひとつの会社でこれだけ多様な提案ができるというのは正直なところ驚きだった。「見積もりに来てもらったら、こんな塗料があることを初めて知った」という施主の声も納得できる。

神奈川県塗装協会の活動を通じて地域と接点を持ち続ける

有限会社笠原塗装は日本塗装工業会・神奈川県塗装協会に加盟し、業界団体の活動に継続的に参加している。毎年9月は小田原、11月は南足柄で地域住民向けの住宅塗装相談室を開設し、直接疑問に答える機会を設けている。この取り組みは創業1966年から半世紀以上、地域との関係を維持してきた会社だからこそ継続できているといえる。対応エリアは小田原市・南足柄市・平塚市で、地域密着型の運営スタイルを軸に施工件数を積み上げてきた。
現場での声掛けと情報共有を徹底し、安全意識を高める作業環境の維持を運営の基盤に置いている。公共性の高い施設から一般住宅まで施工実績の幅は広く、「近所の現場で笠原さんの名前を見かけて連絡した」という紹介のきっかけになっているという話もある。取引銀行に三井住友銀行・静岡銀行・さがみ信用金庫という地元金融機関が並ぶのも、半世紀にわたる地域との取引関係の積み重ねを感じさせる部分だ。

小田原市 塗装

ビジネス名
有限会社笠原塗装
住所
〒250-0217
神奈川県小田原市別堀115−12
アクセス
TEL
0465-42-6830
FAX
営業時間
9:00~16:00
定休日
土曜日・日曜日・祝日
URL
https://kasaharatosou-odawarasi.com