魚と野菜を育てる家という発想から始まる住まいづくり
アクアポニックスという言葉を聞いたことがあるだろうか。魚の養殖と植物の水耕栽培を掛け合わせた循環型の農業システムで、株式会社リブテックはこの仕組みを住宅に組み込む取り組みを進めている。食料を自宅で生産できる住まいという考え方は、環境負荷の低減と食料自給の両面で注目を集めつつある。住宅が暮らすだけの空間ではなく、生産の拠点にもなるという構想は個人的にかなり印象的だった。
居住者が日常的に魚や野菜の成長を観察できることから、子どもへの環境教育にもつながるという声が聞かれる。従来の住宅にはなかった「育てる」機能が加わることで、暮らし方そのものが変わっていく。株式会社リブテックが提案するのは、次の世代を見据えた住まいの形であり、単純な新築請負とは異なる切り口を持っている。こうした住宅に関心を寄せる問い合わせは年々増えているという。
宅建士とFP技能士が揃う資金・土地相談の窓口
住宅を建てるとなると、まず直面するのが土地の確保と資金の組み立てだろう。株式会社リブテックには宅地建物取引士が2名在籍しており、土地探しから売買契約までを社内で対応できる。不動産仲介と建築を別々の業者に依頼する手間がなく、打ち合わせの回数や情報の行き違いを減らせる仕組みになっている。2級ファイナンシャルプランニング技能士も所属し、住宅ローンを含めた資金計画の相談が同じ場所で完結する。
「土地を見つけてから建築会社を探すつもりだったが、最初からまとめて相談できて助かった」という利用者の声が目立つ。静岡県浜松市中央区笠井町に本社を構え、地元の土地事情に精通したスタッフが物件情報を提示してくれる。住宅購入にまつわる不安の多くはお金と土地に集中するため、この二つの専門家が社内にいる体制は利用者にとって心強い。相談は営業時間の8時から18時まで受け付けている。
二級建築士4名を含む有資格チームの施工管理
1級建築施工管理技士1名、2級建築施工管理技士2名、二級建築士4名、木造建築士1名、2級土木施工管理技士1名。株式会社リブテックに在籍する有資格者の内訳を並べると、14名という会社規模に対して資格保有者の密度が高いことがわかる。建築業許可は静岡県知事般第38384号、二級建築士事務所登録は静岡県知事第8529号を取得済みだ。設計の段階から現場の施工完了まで、各工程を専門資格を持つ担当者が直接管理している。
新築だけでなくリフォームや増改築にも対応しており、ライフステージの変化に合わせて同じ会社に再び依頼できる。たとえば子どもの成長に伴う部屋の増築、あるいは親世帯との同居に向けた間取り変更といった場面で、建築時の図面や仕様を把握したスタッフがそのまま担当に入る。過去の施工記録が社内に蓄積されているため、既存の構造を活かした提案がスムーズに進むと感じる利用者も多い。
笠井町の拠点とリブカフェが生む地域とのつながり
平成27年7月に設立された株式会社リブテックは、浜松市中央区笠井町を本社所在地としている。定休日は日曜・祝日だが、緊急時には別途対応する体制を敷いており、住宅の引き渡し後も長期的なアフターフォローを継続している。地元に腰を据えた運営を続けることで、近隣住民からの紹介や口コミ経由の依頼が一定の割合を占めるようになった。
本社に併設されたリブカフェは、住宅相談の場であると同時に地域住民が気軽に立ち寄れるスペースとして機能している。カフェという形式を通じて建築会社との接点が日常の延長線上に置かれるため、「いきなり住宅展示場に行くのはハードルが高い」と感じていた層にも入り口が開かれている。こうした場が地域の中にあること自体、株式会社リブテックの事業スタイルをよく表していると思う。


