有限会社吉建 | 暮らしに寄り添う心地よい家づくり

三代続く工務店が手がける自然素材の住まい

香川県高松市で三代にわたって住宅建築を手がけてきた有限会社吉建は、無垢材や珪藻土など自然素材を積極的に採り入れた家づくりを行っている。木の香りや足裏に伝わる温度感、珪藻土の調湿作用といった素材本来の性質を活かし、視覚・聴覚・触覚・嗅覚・感覚の五感に訴えかける住空間を設計段階から追求している。流行のデザインを優先するのではなく、堅牢な構造と日常の暮らしやすさを軸に据えた提案が基本姿勢だ。注文住宅のほかリフォーム、断熱工事、耐震工事まで請け負い、設計・施工・メンテナンスを一貫して担う体制で運営している。

「無垢の床が年々いい色に変わっていくのが楽しみ」という施主の声が目立つ。自然素材は経年で表情が変化し、傷や日焼けさえも家族の暮らした時間の記録になっていく。手入れの手間はあるものの、それを上回る愛着が生まれるという話は複数の施主から聞かれる。素材選びの段階で実物サンプルを見せながら経年変化の見通しまで説明してくれる点も、初めて家を建てる人にとっては安心材料になっているようだ。

高松の気候を知り尽くした設計の組み立て方

瀬戸内特有の温暖な気候と、夏場に上がる湿度。有限会社吉建はこの土地で長年施工を重ねてきた経験から、断熱性能だけに偏らない設計を組み立てている。通気層の確保や窓の配置による自然換気の設計など、設備機器への依存を抑えた手法で室内環境を整える考え方が根底にある。自然光を居室の奥まで届ける窓の取り方や、季節ごとの風向きを読んだ開口部の計画など、机上の計算だけでは出てこない判断が現場の随所に反映されている。

個人的には、換気や通風の設計に対する解像度の高さが印象的だった。「断熱等級を上げれば快適になる」という単純な話ではなく、その土地の湿度や日照条件に合わせて性能のバランスを調整するという姿勢は、地場の工務店ならではの判断力だろう。建物の方角や周辺環境によって窓の位置やサイズを一棟ごとに変えており、同じ間取りでも敷地条件で仕様が異なるケースは珍しくない。

ヒアリングに時間をかける理由

有限会社吉建の家づくりは、施主との対話から始まる。現在の家族構成だけでなく、5年後・10年後の暮らしの変化まで視野に入れた聞き取りを行い、言葉にしづらい要望や将来への不安も含めてプランに落とし込んでいく。図面やイメージパースを使いながら打ち合わせを重ね、キッチンや浴室の設備、建具の素材、窓の位置に至るまで実物を確認しながら決めていく進め方を採用している。不必要に高額な仕様を勧めず、予算とのバランスを見ながら納得できる着地点を一緒に探るスタンスだ。

初めて家を建てる施主からは「何を聞いていいかもわからなかったが、こちらの生活パターンから逆算して提案してくれた」という感想が寄せられている。断熱性や耐震性といった基本性能の確保は前提としつつ、過剰スペックにならない範囲で最適な仕様を見極める作業に時間を割いている。打ち合わせの回数に上限を設けていないため、疑問が残ったまま着工に進むことがない。

完成後も続く関係性とリフォーム対応

引き渡しが終わった後も、有限会社吉建との関係は途切れない。施工時に使用した素材や構造の情報を施主ごとに管理しているため、数年後に不具合が発生した際の原因特定や部材手配が早い。家族構成の変化に伴う間取りの見直しや増改築の相談にも対応しており、新築時の設計意図を把握した上でリフォーム計画を立てられる点は、別の業者に依頼する場合と大きく異なる。高松市内に拠点があるため、現場への駆けつけも迅速だ。

築20年を超えた住宅の断熱改修を依頼したある施主は、既存の柱や梁をそのまま活かしたプランを提案されたという。構造面の健全性を確認した上で、断熱材の入れ替えと窓の交換を中心に進め、外観の雰囲気を残しながら冬場の室温が大きく改善されたと話していた。解体ではなく改修を選ぶことで、住まいに刻まれた時間ごと次の暮らしへ引き継ぐという考え方が、この工務店の仕事には一貫して流れている。

高松市 工務店

ビジネス名
有限会社吉建
住所
〒761-1705
香川県高松市香川町川東下1343
アクセス
TEL
087-879-4102
FAX
営業時間
定休日
URL
https://ys-ken.co.jp