中津川を起点に広がる出張範囲
拠点となる中津川市苗木から、恵那市、瑞浪市、土岐市、多治見市という東濃地域一帯に足を運んでいる。県境を越えて長野県の南信エリアまで対応しているのは、地域密着とは矛盾しないのかと最初は少し意外に思った。店舗に来てもらう必要はなく、電話をもらえばそのまま自宅へ向かう仕組みが土台にある。距離が離れていても、地元の気候や住宅事情を踏まえた提案は変わらない。
「近くに頼める業者がなくて困っていた」という声を南信エリアの依頼者から聞くこともあるという。町の外まで手を伸ばしているからこそ拾える相談があるようだ。
500円で一級建築士に相談できる窓口
住まいのアレコレを一級建築士に相談できる機会を、500円という金額で用意している点は他にはない工夫だ。専門知識を持つ相手に直接聞けるという安心感は、迷っている段階の相談者にとって特に大きい。リフォームを考え始めたばかりで内容が固まっていない人でも、まず話を聞いてもらう入り口として使えるようになっている。相談から実際の工事まで、同じ窓口の中で完結する流れも用意されている。
通常の出張費は一律1,000円だが、サイトからの問い合わせであれば500円で済む。営業時間は9時から17時、定休日は日曜日にあたる。中津川市苗木を拠点に、複数の市をまたいだ依頼にも応じている。専門家への相談と日常の困り事対応が、同じ窓口の中に共存している形だ。
依頼して得られる暮らしの安心
水回りの改修や外装のメンテナンスによって、日々の家事の負担や建物への不安が減っていく。断熱サッシの取り付けや防水工事など、季節ごとの困り事に合わせた対策も選べる。
依頼者にとっての一番の収穫は、実は工事そのものより「相談できる相手ができたこと」かもしれない。個人的には、その関係の作り方にこの事業の芯があるように感じた。
大工事も細かな用事も同じ姿勢で
増改築のような大きな工事から、建具の微調整や電球交換のような小さな用事まで、扱う規模の幅は広い。
例えば、引き戸の動きが悪くなったという相談から始まり、話を聞くうちに断熱対策の提案に発展することもある。逆に草刈りだけを頼むつもりが、外壁の傷みに気づいてもらえたという例もあるようだ。困り事の入り口はどこからでも構わない作りになっている。


