「人を中心に置く」という経営の芯
人が育てば技術が育ち、技術が育てば会社も伸びていく。株式会社令和管工は、そう信じて人を中心に据えた経営を続けている。代表の松本竜二氏が語るのは、働く一人ひとりが満たされ、持てる力を存分に発揮できる場であってこそ、地域から長く必要とされる会社であり続けられるという考え方だ。さいたまで水のインフラを守り抜くこの仕事を、確かな誇りとともに次の世代へつないでいくことを目指している。
クオリティーは、働きやすさから生まれる
確かな仕上がりは、安心して働ける職場があって初めて実現する。心にゆとりがあれば一つの作業へじっくり向き合え、細部までこだわった仕上がりにつながる。反対に、焦りや不満を抱えたままでは本来の力を出しきれない。株式会社令和管工が働きやすさを守り育てることを出発点に据えているのは、こうした実感があるからだ。
その具体策として、交通費の支給や資格取得の支援を用意している。取材していて素直に良いと感じたのは、こうした後押しが「スタッフの満足度」という漠然とした言葉ではなく、日々の腕を磨く行為に直結している点だった。働く人が満たされる職場こそが、良い仕事を生み出し続ける土台になる。
地中の配管が、街の暮らしを動かしている
株式会社令和管工が専門とするのは、屋外の給排水設備工事だ。新しい配管を敷く工事から、地面を掘る土木を伴う作業まで、屋外まわりを幅広く手がける。給排水がうまくいかない施設に対しては、20年以上のノウハウを土台に丁寧にサポートしてきた。さいたま市岩槻区南平野を本拠に、都内や千葉まで足を運んで施工を担う。
配管工という仕事は、水やお湯の通り道となる管を組み立ててつなぎ合わせていく職人仕事だ。屋外専門の現場では、掘削から始まり、勾配や角度を見極めながら一本ずつ組み上げる集中力の要る工程が続く。続けるほど手応えを感じやすい仕事で、それが年齢層を問わない定着率の高さにもつながっている。


