軽貨物の機動力を、企業物流のために
軽トラック1台がもつ小回りの良さは、細かな配達先が多い企業物流でこそ生きる。赤帽曽根急送は、その機動力を軸に静岡県内の企業を支えている。1988年の創業からおよそ40年、スポット便・ルート便・チャーター便・緊急対応と幅広い輸送を手がけ、荷物の量や頻度を問わず相談を受けてきた。オフィスや小売店、メーカーの活動に欠かせない部品や資材を、指定の場所までスピーディーに届ける。
代表の曽根正徳は、様々な委託会社や運送会社での業務を経て赤帽に加入し、この業界で20年以上を過ごしてきた。バブル崩壊のような厳しい時期も経験している。その歩みが「親切・丁寧」という一貫した姿勢につながり、リピートで依頼する企業を増やしてきた。
一人体制が生む、細やかな連携
すべての配送を代表自身が担当する1名体制。規模は小さくても、そのぶん一件ごとに密な連携を敷ける。納品先の状況を運ぶ本人が把握しているため、ルート配送では行き違いが起きにくく、緊急時には臨機応変に動ける。荷物を目的地へ運ぶだけでなく、取引先のビジネスの支えになることを運営の目標に掲げている。
焼津市・藤枝市・吉田町・島田市など、県内の企業を中心に取引が続いている。長距離配送が難しくなりつつある業界事情のなかで、地元に根ざした機動力に力を注ぐ選択をしてきた。正直なところ、リピーターの企業とお歳暮を贈り合うという関係性は、運送業として簡単に築けるものではないと感じた。
荷物に合わせて選ぶ2台の車両
車両は特徴の異なる2台を用意している。トラックハイルーフは荷台が広く、平積みの箱やパレットをまとめて運ぶのに向く。オープンバンハイルーフは高さ1150〜1700mmの可変式で、背の高い機械や什器を分解せず積み込める。幌でしっかり覆うため、雨風のある日でも精密な工業製品を保護しながら運行できる。どちらも定期整備と衛生管理を欠かさない。
一台あたりの積載はおよそ350kgまで。荷物が多い企業でも相談しやすい。料金はトラックの使用台数や移動距離で変わるため、詳細は問い合わせで確認する形をとっている。拠点は焼津市三ケ名で、JR西焼津駅から車で約6分。24時間・年中無休で連絡を受け付けている。


