冷蔵倉庫で青果を仕分ける、現場の一日
株式会社昭島松源の仕事は、川崎市中央卸売市場の北部市場内にある冷蔵倉庫から始まる。運び込まれた野菜などの生鮮食品を、出荷先ごとに正確に振り分けるピッキング作業が中心だ。温度管理された倉庫で商品の状態を保ちながら、出庫のタイミングに合わせて手を動かしていく。鮮度が価値を左右する青果だからこそ、一つひとつの扱いに神経を使う。
業務は夜間から早朝の時間帯に集中する。朝いちばんの商いに間に合わせるため、街がまだ眠っているうちに市場は動き出す。その時間帯に商品を送り出す工程を、株式会社昭島松源のスタッフが受け持っている。日中の時間を自由に使いやすいという、生活面での利点もこの働き方には含まれている。
フォークリフトを操れば任される範囲が広がる
入社してすぐの段階では、商品の仕分けや運搬といった基礎的な作業を覚えることから始まる。そこからフォークリフト免許を取得すると、パレット単位の運搬業務も担えるようになる。免許の取得費用は株式会社昭島松源が全額を負担しているため、費用面を気にせず技術を伸ばせる。経験を積むほど、現場で頼られる場面が増えていく。
仕分けやピッキングは、経験がないと手順のイメージがつかみにくい作業でもある。それでも現場で実際に体を動かしながら覚えていけば、初めての人でも着実にこなせるようになる。株式会社昭島松源では入社後の習熟を前提に仕事を任せていくため、最初からすべてを完璧に求められるわけではない。段階を踏んで役割を積み上げられる流れが整っている。
昭島と宮前区、二拠点で動く体制
本社は東京都昭島市武蔵野にあり、二の宮窪バス停から徒歩2分ほどの立地に事務所を構えている。実際の作業現場となる営業所は、川崎市宮前区水沢の北部市場内だ。代表の若山大祐氏のもと、都と県をまたいだ二つの拠点で青果流通の事業が回っている。水曜・日曜・祝日を休みとする週休2日制で、通いやすさと現場の活気の両方がそろった環境になっている。
チームで動く現場の空気
青果の仕分けは一人で完結する作業ではなく、スタッフ同士の連携で成り立っている。ノウハウを持った先輩が新しく入った人へ手順を丁寧に伝える文化が根づいており、未経験でも現場になじみやすい。正直、取材で写真や現場の話に触れて、思っていたより和やかな空気の職場だと感じた。物流の現場らしい活気のなかにも、互いに声をかけ合う一体感がある。
職場の様子や日々の業務風景は、ギャラリーの写真からも確かめられる。実際の作業環境や、スタッフが連携して取り組む現場の様子を、入社前に見て取れるようになっている。卸売市場の規模感や冷蔵倉庫での商品管理の実態も写真で示されており、働き始めた後のイメージを描きやすい。


