板金塗装だけで終わらない守備範囲
京都で車の修理先を探すと、板金塗装専門、整備専門、といった具合に役割が分かれた店が多い。辻鈑金はその線引きを持たず、板金塗装から整備、カスタマイズ、中古車販売までを一つの窓口で受けている。事故による傷やへこみの修復、外装のカスタマイズ、日常的なメンテナンス、さらには車の買い替えまで、車にまつわる相談を分散させずに済むのが特徴だ。
対応する車種の幅も広い。国産車はもちろん、アメ車やトラック、バイクにも応じており、メーカーを絞らずに引き受けている。個人的には、これだけ守備範囲が広いと専門性が薄まりそうに思えたが、1万台以上という施工実績がその不安を裏返してくれた。
「人の暮らし」から逆算する提案
辻鈑金が繰り返し掲げているのは、車の状態だけを見て直すのではないという考え方だ。持ち主の価値観、ライフスタイル、普段の使い方まで踏まえたうえで、本当に合った整備や修理、カスタマイズを提案する。単なる道具ではなく大切にされている車として扱う、その前提が仕事の根っこにある。
京都市伏見区羽束師菱川町304-1 B棟102に工場を構え、伏見エリアを中心にカーライフを支えている。ちょっとした傷から大破したバンパーの修繕まで、車の状態と要望の両方に合わせて作業内容を組み立てる。営業は12:00〜19:00、日曜・祝日は休み。電話は075-950-3538で受け付けている。
料金は一台ごとの見積もりで示す
辻鈑金の料金は、決まった額を当てはめるのではなく、実際の状態やパーツの有無まで含めて一台ごとに算出する。目安として、ホイール・タイヤ交換の脱着は1本あたり550円(税込)から、ヘッドランプ塗装は片側25,000円(税込)から公開されている。基本料金を示したうえで、その車だけの見積もりを作る流れだ。
作業の進み方も分かりやすい。相談、試算、車両の預かり、精緻な修復、納車、アフターフォローという段階を踏む。施工事例はビフォーアフターの画像で公開され、スバルBRZの凹み修理などが載っている。仕上がりのイメージを事前に確かめてから頼めるのは心強い。


