一社で受けきる、という体制の意味
設備工事の現場では、配管やダクトに加えて電気・内装・土木といった複数の工事が同時に必要になることがある。そのたびに別々の業者を探すのは、依頼する側にとって決して小さくない負担だ。(株)ニトロは管工事を軸としながら、現場で生じるさまざまな作業へ柔軟に対応し、可能な限りまとめて工事を進める体制を敷いている。
この一貫対応を支えているのが、保有する許可業種の幅広さである。建築工事業、とび・土工工事業、管工事業、塗装工事業、防水工事業、内装仕上げ工事業、熱絶縁工事業——広島県知事許可(般・27)第37393号として、これだけの業種を一社でカバーする。許可年月日は平成27年6月5日。工事の入口から仕上げまで、担い手が分断されない強みがここにある。
現場に合わせて動く柔軟さ
(株)ニトロが携わってきた現場は、観光施設や飲食店など多岐にわたる。それぞれ建物の構造も稼働状況も違うため、過去の経験を手がかりに、その現場にふさわしい施工方法を選び取っていく。休業日や営業時間外の施工にも可能な範囲で応じ、店舗や施設の営業への影響を最小限に抑えながら工事を進めるのは、事業者側の事情をよく理解しているからこそだ。
正直に言えば、こうした「営業を止めない工事」への配慮は、実際に現場で客商売の難しさを見てきた会社でなければ出てこない発想だと感じた。設備を直す作業が、依頼主の商売の足を引っ張らないよう段取りを組む——地味だが、事業者にとっては大きな違いになる部分である。
据えて終わりにしない技術の継承
幅広い設備工事に応えるため、(株)ニトロは日々の現場経験だけに頼らない。社内での技術練習や技術継承に取り組み、一人ひとりの作業精度を底上げしている。施工したら終わりではなく、その後の保守・点検・メンテナンスまで継続して対応する姿勢が、設備の安定稼働を長く支える。
施工実績には蒸気配管工事やレッカー作業、溶接補修といった専門性の高い作業が並ぶ。創業は平成27年と若い会社ながら、扱う工事の範囲は狭くない。「設備のことで困ったらニトロに聞こう」と思ってもらえる存在を目指し、広島市安佐北区落合を拠点に中国地方と四国の一部まで足を運んでいる。


