一貫した工程で金属部品を形にする駒岡の製造現場
一つの部品が仕上がるまでには、削り出しから検査まで幾つもの工程があります。株式会社富士製作所(本社)はその流れを駒岡工場の中で完結させ、金属加工と製品づくりに一貫して向き合っています。NC機械やマシニングセンタで精密に削り、汎用旋盤で細部を整えたあと、バリ取りを施して表面を仕上げます。組立を経て水圧検査まで進むことで、加工から出荷前の確認までを同じ現場で見届けられます。加工する部品によって工程の組み合わせを変えるため、同じ作業の繰り返しにとどまらない現場です。
精度を保つ支えになるのが、寸法測定とプログラム作成の工程です。シリンダーゲージやマイクロゲージを使って公差の範囲に収まっているかを確かめ、わずかなずれも見逃さないようにしています。数値制御の機械を動かすプログラムも社内で組むので、設計図の狙いを読み解く力が現場に蓄えられていきます。図面と向き合う時間が長いほど、金属加工の奥行きが見えてきます。
未経験の入口から技術者へと続くキャリアの道筋
機械加工に触れた経験がなくても、株式会社富士製作所(本社)では入口が広く開かれています。最初は簡単な作業から任され、習熟の度合いに合わせて担当できる工程が少しずつ増えていきます。補助的な役割から始めた人が、中途入社の先輩のように一人前へ育っていく道のりも用意されています。学歴を問わず、真面目に取り組める人であれば、経験の有無にかかわらず活躍できる場があります。
仕事の幅が広いことも、技術が積み上がる理由になっています。削り出しだけでなく、バリ取りや組立、水圧検査まで関わるため、一つの製品ができるまでの流れを体で理解できます。寸法測定やプログラム確認のように正確さが問われる場面もあり、丁寧に進める習慣が自然と身につきます。金属加工の各工程を横断して覚えるほど、将来のキャリアの選択肢も広がっていきます。
世代を越えて働ける職場と、暮らしを支える制度
20代から60代まで、幅広い世代が同じ現場で肩を並べています。取材していて印象的だったのは、年齢も経歴も違う人たちが自然に教え合っている雰囲気でした。代表の田淵和彦との距離が近く、意見や提案も口に出しやすい環境です。ものづくりを長く続けるうえで、この相談しやすさが働く人の支えになります。
暮らしの安定を支える仕組みも整っています。昇給や賞与に交通費と作業着の支給が重なり、雇用保険や労災保険はもちろん厚生年金にも加入できます。週休2日で土日祝が休みとなり、夏季や年末年始の休暇に加えて産前産後や育児・介護の制度も利用できます。定期健康診断や時短勤務といった仕組みに資格取得支援も加わり、体調や家庭の事情に合わせて働き方を選べます。
バス通勤も車通勤もしやすい駒岡へのアクセス
働く場所は横浜市鶴見区駒岡にあり、本社機能は東京都大田区上池台に置かれています。最寄り駅からバスに乗り、駒岡バス停で降りてから歩いて通えるため、電車とバスの組み合わせで通いやすくなっています。車やバイクでの通勤も相談でき、自転車で通う人もいます。営業時間は8時から17時までで、無理のない時間帯で一日の仕事を組み立てられます。


