大きな屋根も小さな補修も、同じ姿勢で
新築住宅の屋根を鋼板で葺く大きな工事から、雨樋の一部を直す小さな補修まで、有限会社松坂板金は現場の規模で仕事を選びません。屋根葺工事と雨樋工事を軸に、盛岡市を拠点として住まいの外まわりを扱う建築板金の会社です。部分的な工事の相談にも一件ずつ応じ、住宅ごとに違う条件へ合わせて施工を組み立てています。屋根や雨樋は普段あまり見られない場所ですが、そこが傷めば雨漏りや建物の劣化に直結するため、仕上げの精度を確かめながら手を動かします。
鋼板を使った屋根は、板の納まりがそのまま雨仕舞いの良し悪しに関わります。だからこそ現場で寸法を測り直し、建物の形や勾配に合わせて一枚ずつ加工してから張っていきます。既設の雨樋を直す補修では、傷んだ箇所の見極めから付け替えまでを担い、水の流れが元通りになるよう整えます。
未経験から技術を積む若手中心の職場
現場を動かすのは20代の若手が中心のチームで、そこへ経験を積んだベテランが加わって日々の工事を進めます。人物を重視した採用を行っているため、建築の知識がないまま入っても、研修と先輩のサポートで屋根板金や雨樋の技術を基礎から覚えていけます。職種の線を越えて相談しやすい空気があり、安全と品質を守るために普段から声を掛け合う職場です。
正直なところ、少人数の板金会社と聞いて黙々と作業する現場を想像していたのですが、取材で見えたのは互いの手元を気に掛け合う距離の近さでした。アットホームと表現される雰囲気は、一緒に車で現場へ通い、同じ屋根の上で動く時間の長さから生まれているように感じます。若手が質問しやすい空気が、技術の受け渡しを支えています。
盛岡を起点に近隣エリアの住宅へ
拠点のある盛岡市向中野から、滝沢市や矢巾町、紫波町、花巻市、北上市、八幡平市、岩手町、雫石町まで、担当する地域は盛岡の周辺に広がります。毎朝いったん会社へ集まってから現場へ向かい、花巻や紫波、北上など各地の住宅をチームで回ります。遠方の現場に入る日もありますが、宿泊を伴う出張はほとんどなく、夕方には盛岡へ戻る日帰りが基本の働き方です。地域の住まいの屋根と雨樋を担うことが、この会社の現場での役割です。
手に職をつけて長く働ける場所として
屋根板金や雨樋工事は機械やAIに置き換わりにくい手仕事で、経験を重ねるほど任される範囲が増えていく職種です。やがてキャリアアップや独立も見据えられるため、将来の設計を描きながら腕を磨けます。賞与や昇給の仕組みに加え、働きながら資格を取るための支援も整えられ、長く続けられる土台が組まれています。
入社前に必要なのは普通自動車運転免許ほどで、建築板金に関わる資格は働きながら取得していけます。営業時間は8時から17時30分、定休日は月2回の土曜日と日曜日・祝日という区切りで、生活と仕事の折り合いもつけやすい環境です。問い合わせは019-635-9338で受け付けています。


