現場に通い続けることで見えてくる、農家の本当のニーズ
段ボール・コンテナ・冷蔵庫・乾燥機——農作業に欠かせない資材と機械を取り扱う株式会社佐久商店は、農家や直売所を定期的に訪問するルート営業で地域農業を支えてきた。単に商品を売るのではなく、配達のたびに農家の困りごとを聞き取るスタイルが、長期的な取引関係の土台になっている。「相談しやすい担当者がいる」という声が取引先から上がっていることも、このスタイルの成果といえる。
茨城県内の土浦市・石岡市・かすみがうら市を中心に営業エリアが広がっており、農家だけでなく加工業者や直売所も顧客層に含まれる。包装資材から大型機械まで品目が多いため、複数の業者をまたがずにまとめて相談できる点が評価されているようだ。
パイプハウスから乾燥機まで、品目の広さが生む利便性
株式会社佐久商店が取り扱う商品は、農産物の輸送・保管・生産にまたがる幅広いカテゴリをカバーしている。農業用パイプハウス、大型冷蔵庫、コンテナ、段ボール箱、梱包用の袋——現場で使う資材を一社から調達できる体制は、農家側の発注手間を大きく減らす。加えて、提案から配達まで同じチームが担当するため、注文内容の齟齬が起きにくい。
取引先の農家から「欲しいものをまとめて頼める」という評価が寄せられているという。商品ラインナップの広さは競合と差別化できる要素であり、新規の営業でも「一度来てみて」と言ってもらいやすい入口になっている。
正社員・120日休日・育休取得可、条件が揃った職場づくり
株式会社佐久商店は、採用において正社員雇用を基本としている。年間休日は120日以上で、日曜・祝日が定休、GW・夏季・年末年始の連休もきちんと確保されている。産休・育休が取得しやすい環境であることも明示されており、ライフステージが変わっても働き続けられる設計だ。
残業は定時17時30分退社を基準に業務を組んでいるため、帰宅後の時間をコントロールしやすい。正直、農業系の仕事でここまで制度が整っている会社はそう多くない印象を受けた。幅広い世代のスタッフが在籍し、入ったばかりの人が孤立しない職場の雰囲気も、口コミで伝わっている。
最長1年の研修と資格支援、未経験者を戦力に育てる仕組み
入社後は先輩スタッフによる最長1年間の研修があり、商品知識や農作物に関する基礎からじっくり習得できる。フォークリフト免許・準中型自動車免許については会社が取得を支援し、経験者は待遇面での優遇も受けられる。普通免許のみでも応募できる間口の広さが、異業種からの転職者にも開かれた入口になっている。
資格を取りながらスキルを積んでいくことで、社外でも通用する人材としての価値が上がるという視点は、長く働くうえでの動機になりやすい。「最初は何もわからなかったけど、教えてもらいながら覚えられた」という声は、研修体制の手厚さを証明している。


