WABURO TOKYO SHOWROOM|日本の湯文化を現代建築に宿らせる、和モダン浴室の旗手

36年の製造業としての蓄積が生んだ石貼り技術

石貼り浴槽に特化したブランドとして独自の立ち位置を築いてきたWABUROは、株式会社アステック(1988年創業)が企画・製造・販売まで一手に担う。2004年にISO9001認証を取得し、品質管理体制を整備。2024年11月には石貼り浴槽および排水構造の特許(特許第7586476号)を取得し、長年の製造経験が技術的な知財として結実した。
自社工場は静岡県伊東市に構えており、2019年稼働の新棟は敷地3,300㎡。素材の仕入れから加工、検品までを外部に委託せず完結させることで、ロットを超えた品質の安定を実現している。「納品された浴槽の仕上がりが毎回均一で、信頼して発注できる」というホテル側の評価が継続受注の背景にある。

ANAインターコンチネンタルも選んだ、ホテル仕様の浴槽

ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ、HOTEL THE MITSUI KYOTO、有馬温泉 欽山——いずれも国内トップクラスの宿泊施設で、WABUROの浴槽が客室・浴室に採用されている。これらの施工実績は単なる販売先の羅列ではなく、厳しい品質基準と設計要件をクリアし続けてきた証左でもある。2026年5月には雑誌『5つ星の宿 2026-2027』への広告掲載も実現し、業界内での認知はさらに広がっている。
個人的には、旅館・ホテルと高級個人邸(K様邸新築計画など)の両方に施工実績がある点が面白いと感じた。業務用で培った技術を住宅へ、住宅で磨いたデザイン感覚を業務用へとフィードバックする循環が、製品の完成度を底上げしているように見える。

「選美槽」から始まったデザイン浴槽の系譜

2001年の国際ホテル・レストランショーで初出展した「選美槽」が、WABUROのデザイン浴槽シリーズの起点だ。その後「ERN bathtub」「QL LINE」「PM LINE」と派生を重ね、2025年には「CL-LINE SEREN」、「選美槽」シリーズにはセミオーダータイプも加わった。ラインナップの拡張は市場の要求に応えながらも、石貼りという核心技術は一切ブレていない。
「セミオーダーが加わったことで、予算と希望のバランスを取りやすくなった」という声が設計事務所側から聞こえてくる。規格品とフルオーダーの中間に位置するセミオーダーの導入は、高級ホテルだけでなく個人住宅の設計者にとって選択肢の広がりとなっている。

完全予約制が生む、ショールームの密度

南麻布のWABURO TOKYO SHOWROOMは完全予約制。来場者に対してスタッフが製品の素材感・サイズ感・施工事例を直接説明する体制で、「カタログでは分からなかった石の重厚感を初めて実感できた」という感想が多い。カタログダウンロードや資料請求もウェブで完結するが、製品の本質を知るには実物確認が不可欠というスタンスはブランド全体に共通している。
東京メトロ南北線・白金高輪駅から徒歩6分、あるいは麻布十番駅から徒歩10分の距離にあり、都心からのアクセスは便利だ。平日9〜18時に加えて第2・第4土曜日も対応しており、設計士や施工業者が平日に時間を作りやすいよう配慮された営業スケジュールになっている。

お風呂 デザイン

ビジネス名
WABURO TOKYO SHOWROOM
住所
〒106-0047
東京都港区南麻布2-11-10
アクセス
東京メトロ南北線・都営三田線「白金高輪駅」4番出口から徒歩6分
東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番駅」1番出口から徒歩10分
※専用駐車場はございません。近隣のコインパーキングをご利用ください。
TEL
03-6435-4726
FAX
営業時間
9:00~18:00
定休日
土曜(第2,第4土曜日を除く)、日曜、祝日
URL
https://ustech-jp.com