石灰・砕石・リサイクルプラントの設計から搬送設備の製作まで
扱う設備は石灰プラント、砕石プラント、リサイクルプラントなど幅広い範囲に及ぶ。産業機械や搬送設備の製作も主要な業務のひとつになっている。配管やダクトの設計、板金加工、配管の保温工事も担当範囲に含まれる。ひとつの案件で複数の工程を並行して任されることも珍しくない。
砕石プラントの案件では、既存設備の隣に新しい搬送ラインを組み込む作業が発生することもある。限られたスペースの中で配管の取り回しを決めていく工程は、図面と現場を何度も往復する作業になる。板金加工の仕上げまで自社で担当するため、細かな寸法の調整もその場で判断できる。設計から仕上げまでの距離が近いことが、こうした現場対応を支えている。
分業が前提の業界で、一社完結にこだわる姿勢
プラント工事の業界では、設計と施工が別々の会社に分かれることも少なくないとされる。株式会社トーテックは設計から製作、施工、保守までを自社スタッフでまかなっている。情報の受け渡しにかかる手間が少なく、現場の状況が設計側にも伝わりやすい。ひとつの会社で完結させる姿勢は、業界の中でも珍しい部類に入る。
複数の会社をまたいで進むはずの工程がひとつにまとまっている様子は、正直効率的だと感じた部分だった。設計者が現場を知っているという状態は、当たり前のようで実現しているところは案外少ないのかもしれない。分業しないという選択そのものが、ひとつの方針として貫かれている印象を受ける。
社員が安心して働き続けられる環境を重んじる方針
年間休日は120日以上を確保し、残業は年間10時間に満たない水準を保っている。完全週休二日制のもと、週末は仕事から離れて過ごせる。有給休暇も連続5日以上の取得に対応している。
社員からは、プラント業界にしては珍しく休みが計画通りに取れるという声が聞かれる。連休を使って家族旅行に出かけたという話も社内では珍しくないそうだ。残業がほとんどないぶん、資格の勉強に時間を充てやすいという意見もある。定時退社が原則という条件は、面接でも安心材料として伝えられているという。
資格取得の費用支援と、先輩社員による実務指導
資格取得にかかる費用は会社が負担する制度が用意されている。基礎から専門知識まで段階を踏んで学べる仕組みがあり、未経験からでも技術者を目指せる。先輩社員が実務の中で指導にあたるため、疑問をその場で解消しながら仕事を覚えられる。経験者にはさらなる資格取得や高度な技術の習得を後押しする支援も用意されている。
面接では経験者の待遇について詳細を確認できるという。オートキャドを使った設計の実務経験がある人は歓迎条件として挙げられている。未経験者の場合も、資格取得のための費用負担があるため金銭的な負担は抑えられる。段階的に学べる体制は、転職者にも新卒に近い人にも対応できる幅を持たせている。


