塗装から不動産まで一つ屋根の下で
美匠塗装を運営するのは、2011年3月に設立された株式会社Growing upだ。代表は鈴鹿智明で、事業の柱には塗装業とリフォーム・リノベーション、そして賃貸仲介や売買仲介が並ぶ。免許番号は千葉県知事(3)第16436号、全国宅地建物取引業保証協会にも加入している。塗る仕事と住まいを扱う仕事の両方を手がけてきた背景が、住まい全体を見渡す提案につながっている。
塗る・守る・直すをまたぐサービスの広さ
外壁塗装を中心に据えつつ、防水工事や修繕、リフォームまで守備範囲は広い。外壁の塗り替えでは紫外線や風雨による劣化を抑え、防水性と断熱性の両面から住まいを保つ。防水工事は雨水の浸入を止めて構造の傷みを防ぎ、屋根工事では耐候性の高い塗料で雨漏りのリスクを下げていく。
水回りの改修や配管清掃といった暮らしに直結する工事も引き受けている。外壁の見積もりを取り直したことで浮いた予算を、室内のリフォームに充てた依頼者もいるという。塗装をきっかけに住まいの困りごとがまとめて片づくのは、複数の事業を自社で抱える会社ならではだと感じた。
中間マージンを外した価格の考え方
美匠塗装の価格は、直接施工という仕組みから来ている。工事に複数の会社が関わると中間マージンが発生するが、自社スタッフだけで完結させればその上乗せがない。塗料メーカーの認定を受けた施工を、その分だけ抑えた価格で提供できる。料金表では「納得パック」が49.5万円(税込)、無機塗料を使う「最高級パック」が66.0万円(税込)というように、塗料の等級ごとに金額が示されている。見積もり時に建物の状態を確認しながら、無駄のない範囲で工事内容を決めていく。


