ドローンと3次元測量が当たり前の現場
株式会社上十コンサルの現場では、ドローンや3Dレーザースキャナーが特別な道具ではない。ICT施工に早くから対応し、これらの先進機器を早い段階で導入してきたためだ。新しい技術に触れながら実務へ落とし込める環境に惹かれ、30代・40代の経験者たちが集まってきた。
立入困難な場所や山間部でも、機器を使い分けて精度の高いデータを取得する。青森を拠点にしながら東北全域の現場を経験できるため、技術者としての引き出しは自然と増えていく。先進設備が日常にある職場が、経験者の学び直しの場になっている。
測量士と現場監督、二つの入り口
株式会社上十コンサルが正社員として募集しているのは、測量士と現場監督の二職種だ。測量士は現場での測量業務に加え、図面作成や申請書類の作成、パソコン入力、現場や役所への外回りまでを受け持つ。社用車を使った移動も日常業務の一部になる。
現場監督が担うのは、建設現場や道路工事、造成工事などの現場管理だ。施工管理をはじめ、品質や安全の管理まで責任の範囲は広く、ICT施工が広がるなかで役割はより高度になっている。どちらの職種も経験者はもちろん、未経験からの挑戦を歓迎しているのが株式会社上十コンサルの姿勢である。
腰を据えて働ける待遇のかたち
働き方の面では、転勤がなく腰を据えて勤められる点が大きい。資格手当が用意され、日払い・週払いの相談にも応じるなど、正社員として安心して長く働ける土台が整っている。長期出張が発生する場合も、東北圏内で宿泊費は会社負担、手当も支給される。
経営の姿勢も働きやすさを支えている。代表の戸来貴洋氏が自ら現場に立ち、社員と同じ目線で言葉を交わす。保有資格や人柄を、在籍年数にとらわれず評価する風土が根づいているため、実力を素直に発揮できる。個人的には、この評価のフラットさが経験者を引き寄せている理由だろうと見ている。
十和田から東北へ、地域を測る役割
拠点を置く十和田市を起点に、八戸市や三沢市、七戸町へと現場ごとに足を延ばす。公共工事から民間工事まで、道路や河川といった暮らしに直結するインフラの整備に株式会社上十コンサルは携わってきた。地図や構造物として形に残る仕事は、地域づくりの一端を担う実感につながる。
測量から土木設計、現場支援、電子納品まで一貫して引き受ける体制は、そのまま働く人の経験の幅になる。緻密さと正確さが要る仕事に誠実に取り組む姿勢を、戸来氏は現場の先頭で示し続けている。青森の地に根を張りながら、株式会社上十コンサルは技術者が育つ場であり続けようとしている。


