「まずは話を聞いてみたい」から始められる
問い合わせの前に構える必要はありません。有限会社東川ゴム工業では、事前に用意する書類は特になく、「こんな加工はできるか」という白紙の状態からでも相談を受け付けています。素材や直径の指定にも応じ、お客様の要望に合わせて仕様変更に柔軟に対応してきました。ロット数が少ない案件でも、一つずつ丁寧に手を動かすのが同社の流儀です。取材の場でも、まず気軽に電話してほしいという言葉が繰り返されました。
手作業だからできる、形状ごとの細かな対応
機械による自動化が進む製造業のなかで、有限会社東川ゴム工業は手作業でしか対応できない工程を大切にしています。ゴムホースの仕上げ加工では、部品の取り付けや接着など、製品ごとに異なる細かな調整が必要になります。微妙な力加減や複雑な形への対応は、経験を積んだスタッフの技術力があってこそ成り立つもの。三重県松阪市の現場で、熟練の手が一つずつ製品に向き合っています。
加工後には目視による検査が控えています。わずかなキズや変形も見逃さないよう、確認を徹底する体制です。自動車部品は安全性に直結するため、この工程の緊張感は相当なもの。個人的には、手作業と目視という一見アナログな組み合わせが、逆に信頼を生んでいる点が印象に残りました。
三重・松阪を中心に、メーカーの製品づくりを支える
1970年の創業以来、同社は三重県内を中心に自動車用ゴムホースの加工を担ってきました。松阪市周辺のメーカーから多くの依頼が寄せられ、地域に根ざした製造サービスを続けています。営業時間は8時から17時、定休日は土日。短納期の要望にも応えられるよう、効率的な作業体制を整えてきました。メーカーとの連携を軸に、高品質な製品の供給に努めています。


