高いという先入観に向き合う明朗な価格
葬儀は高くつく——その先入観に正面から向き合う価格の出し方をしているのが、花幸花店である。後から料金が積み上がって戸惑う話は葬儀にありがちだが、ここでは通夜や告別式を省く火葬から、人数規模別の家族葬まで、税抜の総額を先に示す。故人への気持ちは、かけた費用の多寡で測るものではないという考えを繰り返し掲げてきた。安さと、送り出したいという遺族の気持ちの尊重を、同じ天秤に載せている。
費用の相談は、来店でも自宅への訪問でも無料で受けている。急な事態でも遺族に負担のないプランを組めるよう、規模や内容、予算を先に聞き取ってから見積もりを出す。花幸花店の葬祭部は市営葬儀をはじめ、さまざまな葬儀社とともに装飾と施工を長く担ってきた。こうした現場数の裏づけが、無理のない価格の提案につながっている。
火葬と直葬、費用を抑えて送る二つの形
火葬プランは、花祭壇の価格を含めて170,000円(税抜)から組める。お迎えから安置、納棺、お別れ、火葬までの流れに、寝棺や霊柩車、本骨箱、枕飾り、手続き代行、お別れ花までが入る。火葬費用そのものや寝台料金は別に必要で、ドライアイスも状態によって追加になる。静かに送りたい家族が、必要な準備だけを整えて見送れる組み立てだ。
直葬プランは総額120,000円(税抜)で、納棺までをシンプルに済ませたい家族に向く。お迎えから納棺、火葬までを午前中に収める段取りで、午前7時から12時までに手続きを終えた場合の設定になっている。故人と対面できるのは火葬場のみ、時間を過ぎると安置料やドライアイス代が加わる。費用を最小限に抑える代わりに、条件をはっきり示している。
人数で選ぶ家族葬ホールプラン
家族葬ホールプランは、10名・30名・50名・100名の収容規模で分かれている。プラン10は基本270,000円に花祭壇Fの80,000円を合わせ、総額350,000円(税抜)、枚方市民なら火葬費用20,000円を足した形で示される。プラン30は総額390,000円、プラン50は430,000円と、人数が増えるごとに段階的に上がる。100名規模は基本600,000円からで、内容は問い合わせながら決める運びになる。
花祭壇とオプションで整える中身
祭壇はA・B・C・D・E・Fの6段階から選び、ホールの大きさや予算に合わせて決められる。花屋が母体という強みを生かし、季節の花や故人が好んだ花を組み合わせて、故人らしい祭壇を枚方市内でつくる。大型のものから自宅リビングに置ける小ぶりなサイズまで幅がある。正直、花屋の品ぞろえをそのまま祭壇に回せる葬儀社はそう多くなく、この価格帯で花数を確保できるのは母体の強みが大きいと感じた。
オプションは、通夜ぶるまい3,000円(税抜)からの料理や精進落とし2,500円(税抜)からの膳、初七日法要、湯灌、マイクロバス、音楽の生演奏まで選べる。宗派は仏教から神道、キリスト教、無宗教まで扱い、お寺の付き合いがない家族には宗派に合わせて紹介もする。安くて良い葬儀ができたと振り返る遺族の声も、この価格の組み方から生まれている。


