塗装も足場も、一社で引き受ける
塗装は塗装屋、足場は足場屋と工事を分けて手配すれば、その分だけ日程の調整や連絡のやり取りが積み重なっていきます。有限会社葵組は、塗装工事・足場工事・土木工事・橋梁工事までを自社で引き受ける総合建築会社として、栃木県宇都宮市を拠点に関東一円の現場へ当たっています。足場の設置と解体を自前の職人で回し、くさび式を主軸に枠組や単管ブラケットまで工法を揃えているため、現場の条件に合わせて最適な組み方へ切り替えられます。工程をまたいだ受け渡しが減れば、その分だけ手戻りも情報のずれも起きにくくなります。
一貫して抱えることの効き目は、品質と工期の安定に表れます。仮設の足場から塗装、仕上げまでを同じ会社の職人が見通せるため、現場全体の段取りを一つの流れとして組めます。熟練した技術者が緊密に連携して施工に臨むことで、納期の短縮と高い品質を両立させてきたのが有限会社葵組の進め方です。
塗装から土木まで、守備範囲の広さ
一般建築の塗装では、住宅やアパート、商業施設、工場まで、外壁と屋根、室内を手がけています。外壁塗装では壁面の耐候性を取り戻し、屋根塗装では防水性と耐熱性を補強します。室内塗装にも対応しており、住まいの居心地そのものに手を入れることもできます。看板・サインの塗装や神社・仏閣の塗装といった特殊な現場にも応じているため、扱う対象の幅がそのまま経験の厚みになっていきます。
土木の分野に目を移すと、造成工事や伐採、外構まで請け負っています。太陽光パネルの設置ではルーフトップ型とグラウンド型のどちらにも対応し、地盤づくりから細かな整備までを通して引き受けます。手がける工事の種類が多いほど、現場ごとの判断材料も増え、職人が蓄える引き出しも厚みを増していきます。
未経験を職人へと育てる現場
有限会社葵組の現場は、工事をこなす場であると同時に、経験の浅い作業員を職人へ育てる場でもあります。入ったばかりの人には先輩職人が付きっきりで指導にあたり、くさび式足場の組み方から塗装の下地処理まで、体を通して段階的に覚えていけます。資格取得支援制度を使って腕を磨く道も用意され、未経験で飛び込んだ人がやがて現場を任されるリーダーへと育っていく流れができあがっています。
働く土台となる条件も整っています。雇用保険や労働災害保険、社会保険が完備され、有給休暇や交通費の支給も受けられます。残業がほとんどない働き方と家電付きの社宅によって、仕事と暮らしの両方に無理のない環境が組まれています。取材をしていて、職人を外から集めるよりも中で育てる方針に軸足を置いているのが、はっきりと伝わってきました。
地域とともに歩むという考え
確かな腕とチームワークを武器に、期待を超える施工へ向かう——この考え方が、有限会社葵組の仕事の根っこにあります。橋梁や土木を通じて地域のインフラを保ち、塗装によって建物の寿命を延ばす仕事は、そのまま栃木で暮らす人たちの安心につながっていきます。代表の馬場葵をはじめ、スタッフが日頃から声をかけ合い連携する職場からは、現場の緊張感と和やかさが同じ場所に息づいている様子が見えてきました。電話は028-678-6139、営業は平日の朝8時から夕方5時まで、土日が定休です。


